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「ファンが応援したくなるよう、情熱を伝える」世界的なプロゲームチームFnaticを率いるcArn氏が語るプロゲームチームのマネージメント

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2014/09/20 2:41

Fnatic cArn氏とAVAチームDeToNator&Galactic代表 江尻 勝氏によるゲームチームのマネージメントについて

プロゲームチーム Fnaticを率いるPatrik "cArn" Sättermon 氏をゲストに迎えた座談会 「Fnatic cArn氏とAVAチームDeToNator&Galactic代表 江尻 勝氏によるゲームチームのマネージメントについて」が2014年9月19日(金)、「東京ゲームショウ2014」で実施されました。

Fnatic cArn氏とAVAチームDeToNator&Galactic代表 江尻 勝氏によるゲームチームのマネージメントについて

世界的な有名チーム Fnatic の責任者である cArn氏と、オンラインFPS『Alliance of Valiant Arms』で日本を代表するチームを作り上げた 江尻 勝氏がゲームチームのマネジメントについて語りました。

参加者の発言は箇条書き形式で掲載しています。発言をそのまま記載したものではないことにご注意ください。

出演者

  • 江尻 勝 氏 (DeToNator代表)
  • ゲスト: Patrik "cArn" Sättermon 氏(プロゲームチーム Fnatic, Chief Operating Officer)

Fnaticの最高責任者として、選手とはどのようなコミュニケーションをしていますか? 選手が調子の悪いときにどのようなケアをしていますか?

cArn 氏

  • 自分はマネージャーとして選手と密に接している
  • Fnaticには7つのチームがあり、メインタイトルはLeague of Ledegends、DOTA2、Counter-Strike: Global Offensive。
  • ゲームに負けたらクビということではなく、成長することを期待しているので最低でも12ヶ月の契約を結んでいる
  • 所属選手に長期的に活躍してもらう事を期待している

チームマネージャーは選手を管理する上でのポリシーがあれば教えてください

江尻 勝

cArn氏

  • Fnaticは1タイトルだけでなく、複数のタイトルで最も成功しているマルチゲーミングチームだと認識している
  • League of Legednds、Counter-Strike: Global Offensive、DOTA2など様々なゲームタイトルでトップチームになっている
  • FnaticはPCゲームだけでなく、コンソールも見た上で、そのゲームタイトルが最も情熱を持ってプレーできるか、ファンが応援出来るかということでタイトルのゲームを選択している
  • 韓国は、1日12時間ひたすら練習するスタイルだが、Fnaticはそれにプラスしてチームが存続していくためにファンが応援したくなるよう、情熱を伝えるというソーシャルな活動をチームとして両立している点が他のチームと違う
  • ここが、Fnaticが最も成功しているマルチゲーミングチームである理由だと思う

手がかかるような選手がいる場合にはどのように対応するのですか?

cArn 氏

  • 選手との契約書にはパフォーマンス、振る舞い、練習、プロモーション協力などに関する様々な条項が明記されている
  • Fnaticに所属するのは17~18歳という若い選手が多い。選手が問題を起こした場合にいつでも契約を解除することができるが、そのようなことはしない
  • 1度や2度何か失敗をしてしまったとしても、若い選手がいつかは理解してくれると信じて、長期的な期待をするようにしている。

最後に、cArnさんの今後のビジョンについて教えてください

cArn 氏

  • 韓国、ヨーロッパではすでにeスポーツは人気だが、世界には他にも多くの国がある。
  • eスポーツはボーダレスで、年齢、性別などは関係が無い。女性のプロが少ないし、いろいろな人がeスポーツをして欲しい
  • ヨーロッパには有名なプロゲーマーが誕生してきているが、自分が有名になるだけでなく、成長している国に対してeスポーツを普及させるような活動をしたり、お手本になるという考え方をもって欲しいと思っている
  • 近い将来の夢としては、世界初と言えるような素晴らしいゲーミングハウスを作ること。
  • 理想的だと思うのは、家にこもってゲームだけして勝つというだけでなはく、人とコミュニケーションしたり、スポーツをしたりするなど、人として成長しながらゲームもするという人物
  • eスポーツは、スマートフォンがあれば配信出来るので自分たちでメディアを作っていくようなことも可能。テレビのようなマスメディアに出るようなことは目標としていない。

チームマネージャーは選手を管理する上でのポリシーがあれば教えてください

Fnaticは、ソーシャルメディアの使い方や、YouTube動画を使ってユニークにスポンサーを紹介するアイデアなどが素晴らしいと感じています。
cArn氏は「eスポーツ」というものの可能性を信じており、様々な人々に情熱を持って取り組んでほしいと願っているのではないかと感じました。

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