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『JCG BATTLE REPORT』 第10回 ~CS:GO Premier オフライン決勝戦 対戦レポート~

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2015/10/06 17:37

JCG BATTLE REPORT
JCG BATTLE REPORT:第10回
~CS:GO Premier オフライン決勝戦 対戦レポート~

毎週火曜日更新の『JCG BATTLE REPORT』、いよいよ連載回数二桁に突入しました。
記念すべき第10回CS:GO特集。先週末開催したJCG CS:GO Premier オフライン決勝戦のレポートを行います。
記事内の埋め込み動画は各場面ごとの再生となります。配信録画全体は下記よりご覧ください。
JCG CS:GO 2015 Summer シーズンファイナル - YouTube

JCG CS:GO Premier 2015 Summer シーズンファイナル

JCG Counter-Strike: Global Offensive Premier 2015 Summer シーズンは、10月3日(土)15時よりオフライン決勝戦を行いました。
決勝戦ではJCG CS:GO Premier 2015 Summerシーズンを勝ち上がった DeToNator と、 TeamRapturePlayが覇を競います。

決戦の舞台は東京アニメ・声優専門学校シアターホール。照明装置やステージなど本格的な設備が整っており、今大会決勝戦の場として相応しい雰囲気でした。写真は試合開始前の会場の様子です。
試合形式は3つのマップを切り替えて行うBO3形式で、先に2つのマップで勝利したチームが今大会の優勝チームとなります。
各マップでの勝敗は、30ラウンドの試合を前後半で攻守を切り替えて行い、先に16ラウンド取得したチームがそのマップでの勝者となり、30ラウンド時点で同点の場合は6ラウンドのタイブレークで勝敗を決します。

出場チーム紹介

第1マップ


円陣を組み「Go!デト!」の掛け声で気合充分のDTN。
第1マップはDust2。前半はDTNがテロリスト、TRP^はカウンターテロリストでスタートしました。
6Rまで両チームとも好調な立ち上がりを見せ、取って取られてというという互角の攻防が続きます。3-4のDTNリードで迎えたラウンド8、akioni選手が振り向きざま3キルのファインプレーを見せ、DTN側に流れを持って行きます。

その後、勢いに乗って12RまでをDTNが連取。DTNリードの9-3で13Rを迎えます。前半戦も終盤、TRP^としてはこれ以上ラウンドを取らせたくない場面です。お互いAFERAX選手とakioni選手の1名ずつを欠いた状況で、DTNがAサイトに爆弾を設置、攻防が入れ替わります。同時に、TRP^ Chenimenil選手がDTN impalement選手の合流を一撃で阻み、数的有利を生かして瞬く間に制圧。TRP^が反撃の狼煙を上げました。

続く14R、このまま流れを奪い返したいTRP^。ようやくこの男が目覚めます。開始10秒にしてTRP^ Maka選手がスモーク越しにスナイパーライフルAWPを一閃。DTN shoushi選手を撃ち抜きます。Maka選手は続けてDTN COLONA選手とのスナイパー戦を制し、援護に来たDTN Sakura選手を撃破。流れを完全に取り返しました。

前半戦を終えて、スコアは9-6のDTNリード。しかし終盤で勢いを取り戻したTRP^が後半戦序盤を連取し、25R目を迎えてスコアは10-14のTRP^リードとなりました。ここまでインゲームリーダーとして卓抜なゲームメイキングを魅せてきたTRP^ AFERAX選手、「よし!あと1本!――あ、あと2本だった!」の一声で会場に笑いを呼び起こすファインプレーを魅せます。なお、このラウンドにTRP^は敗れました。

28Rでマッチポイントを迎え、王手をかけたTRP^。DTNにとっては絶対に負けられない運命の30R。TRP^はこのラウンドでは大回りしてAサイトへの慎重な攻撃を選択。しかし、この選択が仇となり僅かに時間が足りずここで決着をつけることができませんでした。試合は延長戦へともつれこみます。

第1マップ 延長1回

延長戦ではマップはそのままに6ラウンドのタイブレークを行います。前半2-1で攻撃側TRP^がリード。後半は攻守が入れ替わって4R目、ここまで40キル21デスと鬼のように屍を築き上げてきたTRP^ Maka選手がこの試合で初のエース(5人抜き)を達成します。

しかし、続く5R目ではDTN shoushi選手がTRP^ Maka選手の快進撃をラウンド開始10秒で阻止。続く第6RではDTN COLONA選手のスナイパーが冴え渡り、勝負の行方は延長2回へと持ち越されます。

第1マップ 延長2回

延長2回では開幕2RをTRP^が連取。結果的に第1マップの勝敗の行方を決めたとも言える第3Rでは、TRP^ Npoint選手がシックスセンスに目覚めます。TRP^ Maka選手との挟撃という形で、スモーク越しの銃撃によりDTNの3人を見事に一掃。延長2回3RにしてTRP^のマッチポイントとなり、DTNを再三追い詰めます。

最終ラウンドとなった5Rでは、TRP^ Npoint選手がDTN impalement選手をライフ1の僅差で撃破。TRP^ Elvis選手が味方の支援を受けながら3人を仕留め、TRP^ Maka選手がラストを締めくくります。

合計41ラウンドの長期戦に及んだ第1マップは、総獲得ラウンド数19-22でTRP^の勝利となりました。獲得ラウンドと各選手の成績は以下のとおりです。

中盤からフィニッシャーとして怒涛の活躍を見せたMaka選手のキルが際立つ結果となりました。一方、DTN側では比較的キルが分散する形となりました。

第2マップ

第2マップはCache。前半はTRP^が先攻でテロリスト、DTNがカウンターテロリストとしてスタートしました。

第3RまでをTRP^が連取。第4R開幕、TRP^ AFERAX選手、再び「流れ、、、来てるよ!(大声)」一同「イェーイ(ハイタッチ)」のパフォーマンスで会場を湧かせます。なお、TRP^はこのラウンドを落とした。


第4Rでは、2対3の数的不利の状況ながら、DTN impalement選手とDTN akioni選手が完璧にボムサイトを防衛しました。

1-6のTRP^リードで迎えた第8R。先頭を切って中央を進むTRP^ AFERAX選手を、DTN COLONA選手がスナイパーで射落とします。チームメイトから「すばらしい!」の声が上がる中、堅実に守りきりDTNが反撃を開始します。

12R目、3-8のTRP^リードのこの状況でElvis選手に再びMVPのチャンスが訪れます。なんとカメラにも映らない一瞬の内にAサイトを守るDTNの3人を一掃。チームメイトからの「ナイス!」という賞賛を背に受けながら無傷のまま4人目に向かうElvis選手。そこに空かさずTRP^ Npoint選手が走りこんでElvis選手の4連キルを阻止しました。ヒーロー、成らず!

前半最終ラウンドとなる15R、3-11のTRP^リードとなり、なんとか1R返しておきたいDTNです。ここまでラウンドを連取してきたTRP^のテンションは最高潮に達しています。1対2の状況からから一人を倒し、DTN impalement選手とTRP^ Elvis選手の真剣勝負が始まるかに見えたこの状況。ここでimpalement選手は見事煙幕によるブラフを効かせて本試合初のNINJA DEFUSEを達成しました。これを受けたTRP^側の「相手が上手かった!」という反応は正にその通りと言えます。

後半戦に入って攻守が入れ替わります。1本ずつ取って4-13のTRP^リードで迎えた第18R。お互い2人欠けて3対3の状況が始まります。 更にお互いに二人を失い、TRP^ Maka選手とDTN shoushi選手の1on1が始まります。上手く身を躱してMaka選手を誘い込むshoushi選手。本試合初のナイフキルを行いました。

後半戦第23R、TRP^ Elvis選手が本大会2人目のエースを達成、TRP^が15ラウンド獲得のマッチポイントとなります。それを受けたshoushi選手、「ここから7本全部取るぞ!」とチームを鼓舞しますが、大声を出すとそのラウンドを落とすという本試合のジンクスがここで効いてしまいます。

24ラウンドの対戦を終えて第2マップは、総獲得ラウンド数8-16でTRP^の勝利となりました。獲得ラウンドと各選手の成績は以下のとおりです。




試合を終えて握手を交わす選手たち

こうして、JCG CS:GO Premierの第2シーズン JCG CS:GO Premier 2015 Summer はDTN有利という下馬評を覆す形でTeamRapturePlayが優勝となりました。試合後のインタビューでは、次のWinterシーズンも連覇を目指すと宣言。チーム内のMVPはMaka選手ということで締めくくりました。


編集後記

今回ご紹介しました大会の配信録画はJCGのYoutubeチャンネル、『JCG tube』にて順次公開しております。そちらも合わせてお楽しみください。
JCG Tube

次回、JCG BATTLE REPORT 第11回は2週間後、10月13日(火)に公開を予定しています。

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