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Season1 グループリーグ観戦記 TBM vs RPG

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2013/06/14 14:34

A配信2試合目 TBM vs RPG

投稿: papulico

注目のカードの試合となる。

いわずと知れた強豪チームRampageとNannyomikanさんプロデュースによる精鋭チーム、TBM

動画URLは以下の2つ!
前半
後半

BAN & Pick

BanはTBM側は Zac Lux Nocturne, RPGは Vlad shen Thresh

いわずと知れた、RiosilvaといえばVladBanから存在そのものがチーム戦略となるShen、そしてBotの支配者ThreshをBan

ネタでもなんでもなく、純粋な脅威としてVladがBanされているところが、この選手の存在感を感じさせる。

TBM側はZac NocturneとHarakiri boy選手のジャングラーをBanしていく、Luxに関しては筆者には意図は読めなかった

初手TBMは、最近MidだけではなくTopもこなすことができ、Carryとして研究が進められているRyzeを選択。

続けて、RPG側のPickはLeeSin Caitlyn。紫側ではCaitlynを使用することにより、Swap戦略による早目のタレット破壊から、早いゲーム展開での勝利を目指していく事が可能となる。その序盤を支えるLeeSinを添え、RPGの戦略が垣間見える2Pickとなった。

それを受けてTBMのPickはDraven nami とDamemitai選手のメインチャンプであるDravenをピック

そろそろお互いのチームの構成、狙っている戦略が見えてくる頃にRPGのピックはMalphite LuluLulu Caitlynというコンビは紫側でのSwap戦略において、非常に痛いハラスと容易なタレット破壊を可能とするいいコンビである。そしてMalphiteはCCがない構成に、InitiateとCCをもたらす。

そして、TBMteraares選手のメインチャンプのひとつであるSinged、そしてジャングラーにHecarimをPickしてきた。

それを迎えてのRPGのラストピックはGragasMalphiteのUltからGragasのUltで相手Carryを分散させる作戦を取ってきた。

 

序盤

注目の一戦の幕があけた

開幕、TBMが仕掛ける。相手の青へ5人でInvadeを行い、Wolf、青Bushへとワードを配置することに成功

視界面で大きなアドバンテージを得る事となった

これを受けて、TBMは貴重な情報を得る事が出来た。

「TPを持ち、アーマーとPot5個のGragas」「Igniteを持っている、Malphite

ミニオンが沸くまで30秒足らずのこの時間で、TBMはこの疑問への解を見出す。

サモナースペルの時点で予想はしていたが、この時点でRPGの2Midを確信した瞬間であったと思う。

これを受けて、TBMが取った布陣は全てを相手と同じ布陣にすることであった。すなわち、2Midの鏡返し。

TBMは青赤をHecarimへ、RPGは青をGragasへ赤をLeeSinへ。

それぞれの序盤の戦略が見えた、濃厚な3分間となった

これにより、LeeSinは必然的にGankを決めなければいけなくなった。カウンタージャングルも選択肢の一つではあったが、2Mid戦略を返された事と、DravenCaitlynの打ち合いの差。Hecarimが青赤取っている事から、カウンタージャングルはきつい選択肢であったと思われる。

それを十二分にわかっているのは、TBM側。LeeSinは常にチャンスを狙うものの、常にLeeSinがいる事を警戒している動きをみせGankをかわしていく

BotのRyzeに狙いを定めたLeeSinはBotへプレッシャーをかけていく、GankによりHPを削り、タワーダイブが可能になるHPまでRyzeを削っていく

しかしながら、HecarimのフォローとMidでは2vs2のLane中にFBが生まれていた事によりこのKillは完全に痛み分けとなった形となった。

だが、この攻防により有利を得たのはTBM側。序盤のLeeSinに遅れを取らせ、誰よりもお金がほしいHecarimへ経験値とゴールドを流す事が出来た。

ここで流れを渡したくないRPGはBotで綺麗なGankを決め、一度手放しかけた序盤の流れを戻す。

しかしTBM側もMidでの有利とSingedのToplane、HecarimLeeSinの遅れの差を生かして、LeeSinの大事な二回目の赤バフをスティールすることに成功する。

1stドラゴン(10分~)

ここに来てRPGSingedのタワー裏プッシュに向かってMalphiteが全力をだし、リコールをさせた事、BotでRyzeをKillする事が成功しLaneがプッシュできてる事、ピンクワードによってドラゴンにワードが置かれていない事から、即ドラゴンを実行する。

僕は録画を見ながら書いているので、こうして書く事ができるがこれを瞬時に判断できるRPGに高いチーム力を感じた。

この間に、NamiのSoloKillが発生する。これはIgniteの力により、きっちりとMalphiteを削りきった形となった。

余談ではあるが、ここで何故NamiはIgniteでLuluはExhaustなのかを考察したい。

青側はExhaustが刺さるチャンプはRyzeHecarimDravenの三人
紫側は序盤のLeeSinのみ。

Caitlynはそもそも2vs2のLaneでなければ、Exhaustの射程に入ってくることは稀であり、Swapや2Midを警戒すると、青側はExhaustの意味合いがとても薄い。
それを読み、序盤のDiveを助け2vs2を当てた時に、NamiのQから強烈なプレッシャーとなるIgniteを選択していたと思われる。

お互いが流れを簡単につかませてくれない、いいゲームになる予感を思わせてくれる10分間となった。

 

中盤(12分12秒)

LeeSinはこの段階でのOracleを購入する。マップの視界を取りBotのタレットを狙いに行くが、HecarimのGankが逆に刺さってしまう。
HecarimのULTをLeeSinのULTで無効化し逃げ切る事が出来るかと思いきや、MidLaneが常にプッシュしていることとNamiの寄りの判断の早さもあって、GragasがKillされてしまった。

そして、TopのSingedMalphiteの相性差が徐々に生まれ始める。Malphiteも聖杯を購入しPush負けをせず、Singedに定期的なPokeを出来るBuildを目指すが、相性の差とCSの差によりアイテムにかなりの差が出てしまいダメージが足りない。最早スキルを当てても削りきれるHPではないSingedのPushを止めることが出来ない。

RPGもここで流れを手放しては勝てない為、先ほどのお返しとばかりにGragasがMidへGankをしかけDravenを倒し、RPGが先にMidタレット折る事に成功した。

だが、青チームはHard carry揃い。この時間で差をとられているというのはRPGにとって好ましくない状況であり、ここでゲームを動かして行きたい。

ドラゴンの二回目の沸き時間に向け、両チームは動き出す。

先にドラゴンの視界をとったのはTBM。しかし、Singedが上手な動きを見せMalphiteと後衛を分断。MalphiteのUltをけん制し、RPG側が狙っているMalphite又はGragasのUltからの集団戦を起こさせない。TBMはとにかくMalphiteのULTに気をつけているのか、動画を何度見直してもMalphiteULTの効果的なタイミングというものがなく、TBMの個々のスキルの高さが垣間見えるシーンだった。

結果として、TBMはドラゴンとGragasをKillし、TBM有利のまま試合は進んでいく。

終盤

TopLaneに関しては、LeeSinはTankビルド、Malphiteも装備が足らない状況ではLeeSinのGankでもSingedをKillすることが難しく、ここまでSingedが育ってしまうと止める事が出来なくなってしまう

RPGは苦しい時間となる、Mid、Bot、Top全てのレーンにおいて、まともに戦ったら負ける状況となってしまっている。

この隙を見逃すTBMではなく、全レーンPushしている状況を生かしTBMMalphiteをタワーダイブで倒し、Top2ndタレットも獲得する

その流れで4人でグループアップし、1stMidのタレットも獲得。流れは止まらず、BotでKill、次のドラゴンと獲得していく。

RPG側としては、育ってしまったTBMのキャリーがどうにもならないのが問題に見えた。チームセレクトの時点での差といってしまえばそれまでだが、GragasのUltとMalphiteのUltから一瞬で倒せないレベルまで、SingedHecarimが育ってしまっている。ましてや、TBMのMidはRyze、Tankyばかりの相手に対し、育ってないCaitlynとTankのLeeSinでは何をする事も出来ない。

1vs1では倒せない状況をいかし、RPG側にGroup upを強制。赤バフ青バフの両ジャングルの支配権を獲得したTBMはそのままタレットへの圧力をかけつづけ、有利な集団戦を起こしゲームを決めた

 

このゲームの鍵となったのは、最初の3分間。

2Midの強みはMidのファームを奪うと共に、カウンタージャングルの時のカバーリングの強さだと思われる。

サポートにLuluの様なサポートでいて火力を備えたチャンプをPickすることにより、HecarimやMaokaiなどにあげられる序盤に弱いチャンピオンを抑え込むのが戦略となる。

その為のLeeSinだったのだが最初のInvadeから、もしかするとロードの時点で2Midを読み、このゲーム展開を予想していたのかもしれない

得られる情報はわずかであり、ゲームが始まるまでの時間は長いものではない

そこから得られる情報から相手の思惑を推理し、対応策を同じように自分が導き出せるのかといえば、答えはNOだと思う。

TBMの強さを実感した試合だった

Game2 TBM "The Beast Mitai" Win"

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