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Open Vol.15 優勝者 仙石みなみ選手 デッキ解説&インタビュー

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2016/10/11 15:00

新パック直前開催となった9月24日、JCG Open vol. 15。
現環境の集大成とも言える本大会の優勝者は仙石みなみ選手でした。おめでとうございます!

仙石みなみ選手が使用した2つのデッキは、「冥府エルフ」と「超越ウィッチ」でした。

デッキ1 冥府エルフ

 

《リノセウス》《冥府への道》と、2枚のフィニッシャー(試合を決めるカード)を持つデッキです。

1ターンごとの選択肢が多いため扱いが難しく、玄人向けではありますがMasterランクではトップクラスの勝率を誇ります。

 

デッキ2 超越ウィッチ

スペルブーストを軸に戦うため、内容のほとんどがスペルカードになっているデッキです。

切り札である《次元の超越》は、自分のターンをもう一度行うことができる非常に強力なスペルです。手札上限が9枚になったことで、更に注目を集めています。

 

仙石みなみ選手へのインタビュー

今大会で使用したリーダーの採用理由を教えてください。

エルフは、使っているデッキが強力であり、相性差を覆すコンボがある事から採用しました。

ウィッチは今回から採用しました。前回まではロイヤルを選択していたのですが、上位に必ずいるエルフに相性が悪い(※1) ことが最大の欠点でした。

そのためエルフに互角に戦えるデッキを探していた際に超越ウィッチが流行ってると知り、雛形のレシピを探していたところ、前回3位のintegral氏が超越ウィッチだったためそのままコピーして使い始めました。結局自分では変更する箇所が見当たらなかったので、そのまま変更していません。

このデッキで《魔導の力場》を採用した(※2)ことはすごいと思います。面識はありませんが、integral氏に感謝しています!


自分がスペルをプレイするたび、
自分のフォロワーすべてを+1/+0するアミュレット。

 

※1 (ロイヤルが)エルフに相性が悪い、について

ロイヤルはフォロワーを次々と展開して盤面を制圧する戦法を得意としますが、エルフの処理能力は、ロイヤルの展開力を上回ります。

序盤ロイヤルの小型フォロワーに対して、エルフは《森荒らしの報い》《エンシェントエルフ》で有利を取れます。さらにお互いのフォロワー全てを手に戻す《根源への回帰》は、ロイヤルの切り札でもある《海底都市王・乙姫》のカウンターカードでもあるので、エルフ側が有利と言えます。

 

※2 魔導の力場 の使い方

《魔道の力場》は5PPのウィッチ用アミュレットで、自分がスペルをプレイするたびに自分のフォロワー全てを+1/+0する効果を持ちます。

このカードは、スペルブーストした分だけ《スノーマン》を場に出すことができる《サモンスノー》とコンボが成立します。《魔道の力場》《サモンスノー》《次元の超越》とあわせて出せれば、場に4体出した《スノーマン》《サモンスノー》《次元の超越》の効果で 3/1 になります。そのうえ《次元の超越》で追加ターンになってもそのステータスは維持されるため、スペルを更に2枚使えば4体の《スノーマン》が 5/1 のステータスとなり、1ターンで20ダメージを与えられるコンボが成立します。

 1ターン20ダメージも可能なコンボセット

 

デッキ構築で特に意識して採用したカードなどはありますか。

ウィッチについては前述の通りです。

エルフに関してはアグロネクロマンサーの対策として《フェアリービースト》を2枚入れています。

ファンファーレで自分のリーダーを「自分の手札の枚数」分回復するフォロワー。

 

序盤からガンガン攻撃してくるアグロネクロマンサーに対し、手札が常に多くある冥府エルフは《フェアリービースト》で多くの体力を回復できるため、その攻撃を受けきることができます。

 

エルフのデッキにウォーターフェアリーと収穫祭が1枚ずつ入っているのはなぜですか?

元々は《ウォーターフェアリー》3枚採用していましたが、《フェアリービースト》を追加する際に1枚減り、収穫祭は《新たなる運命》を引かない時のラッキー枠として1枚採用しました。その際に《ウォーターフェアリー》をもう一枚減らしました。

 

今回の大会で想定どおりだったこと、逆に想定外だったことなどありますでしょうか。

アグロネクロマンサー、エルフが多いと思っていたのでそこは想定通りでした。

逆に超越ウィッチとは1度も当たらなかったのは予想外でした。

 

今大会に向けた調整方法を教えてください。

片方のデッキをウィッチに決めてから、ランクマッチを20戦ほどプレイしました。他には特に変わったことは行っていません。

 

今大会でプレイの反省はありましたでしょうか。

エルフ、ウィッチどちらのデッキでもプレイ中のミスが多かったため、減らしたいと思っています。

 

デッキ構築は改善の余地がありますか。

エルフ以外のリーダーとしてロイヤルよりもネクロマンサーやウィッチを選択する人が今よりも増えてくると予想しています。エルフのデッキでは、その二つに効果的に機能しない《根源への回帰》を減らせると考えています。

 

今後シャドウバースをやっていくなかで目標などはありますでしょうか。

現在の目標はRAGEの優勝です。MTGでは世界1位になり損ねた(※3)ので一度は1位になりたいですね(笑)

 

※3 仙石みなみ選手は、1993年に発売された世界初のトレーディングカードゲーム『マジックザギャザリング』で「小倉陵」として活動しており、、世界選手権06で準優勝などの実績を残しています。

 

仙石みなみ選手、ありがとうございました!

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