今週はLoVA Open & Hearthstone Open レポート!『JCG BATTLE REPORT』 第13回
2015/10/27 17:56

1週間のJCG大会が1ページで分かる『JCG BATTLE REPORT』、毎週火曜日に更新中です。
第13回は今回から日本語クライアントでお送りすることとなったHearthstone Openと、第1回目の開催となったLoVA Openを振り返ります。
SC2 Premier 2015 Summer 決勝トーナメント 、BF4 Master 2015 Winter Day2 大会ハイライト、CS:GO Master 2015 Winter Day3 の大会ハイライトは各大会サイトにて公開中です。
この1週間に開催した大会は以下のとおりです。
JCG Open
日付 | 大会名 |
10月20日(火) | JCG LoL Open 2015 Winter Day2 |
10月22日(木) | JCG LoVA Open 2015 Winter Day1 |
10月23日(金) | JCG CS:GO Open 2015 Winter Day2 |
10月23日(金) | JCG Hearthstone Open 2015 Winter CUP Day2 |
JCG Master
日付 | 大会名 |
10月24日(土) | JCG CS:GO Master 2015 Winter Day3 |
10月25日(日) | JCG BF4 Master 2015 Winter Day2 |
Premier
日付 | 大会名 |
10月25日(日) | JCG SC2 Premier 2015 Summer 決勝トーナメント |
ダイジェスト目次
各サムネイル画像は大会録画の該当試合へのリンクとなっております。
JCG Hearthstone Open 2015 Winter CUP Day2
つい先日、日本語ローカライズが正式実装されたHearthstone。JCGでも早速日本語版クライアントを 使用して大会配信を行いました。日本語の画面はいかがでしょうか?既にやり込んでいるプレイヤーからは逆に分かりにくくなったというような意見も出ているようですが、大会配信という側面では慣れていない人が観戦した場合でも解説の内容が理解しやすくなっている、というのが私見です。また、カード名などにおいて発音の細かい間違いによる誤解が生じなくなるという点もメリットとなります。
今大会の名シーンをいくつかピックアップします。
グループ02 第1回戦 yutori#1760 vs Dreamer#1230
グループ02の第1回戦ではyutori#1760選手とDreamer#1230選手が対戦しました。
第1ラウンド、Dreamer選手の速攻によりyutori選手のライフがどんどん削られました。あっという間にあと1ターン耐えられるかどうかというところまで追い込まれながらもyutori選手側にも逆転の1枚が存在していたのです。
最終局面となったこのターンで見事最後の1ピースである「内なる怒り」を引き当てて一息に18点削りきりyutori選手がラウンド先取となりました。その後、勢いに乗ってラウンドを連取し第1回戦はyutori選手が勝利しました。
グループ14 決勝戦 hachidori#1662 vs sui#1940
グループ14の決勝戦ではhachidori#1662選手とsui#1940選手が対戦しました。お互い1ラウンドずつ獲得して最終ラウンド。hachidori選手のズー ウォーロックに対して、sui選手がシャーマンで挑みます。
互いに盤面のコントロールを賭けて景気よくカードを消費していき、何度も優位が入れ替わる激戦を繰り広げます。
しかし、終盤に差し掛かってもhachidori選手が十分なライフを残していたこともあって、sui選手の方が先に息切れ。hachidori選手がウォーロックのヒーローパワーを生かして物量で押し切り勝利となりました。
JCG LoVA Open 2015 Winter Day1
10月22日に第1回目のJCG Open大会を開催しました。なんと255人という大勢の刻印の者たちが参加。JCG史上稀に見る規模の大会となりました。13グループに分かれて40もの試合が執り行われました。
今大会の名シーンをいくつかピックアップしてご紹介します。
グループ04 決勝戦 チーム11 vs チーム17
第4グループ決勝戦では、青チーム11(Fiesta、SΘRARA、vilta、まおら・ω・、天狐)と赤チーム17(kaninave、rangpork、UFOキャッチャー、Vardia、ゆうれい)が対戦しました。
試合中盤に差し掛かって、中央レーン青チーム天狐選手とvilta選手が赤チームのタワーに向けて攻勢をかけます。しかし、これはフォローに入った赤チームUFOキャッチャー選手により阻まれました。
ここから赤チームによるカウンターが始まります。各チーム4人が中央でグループアップして青側タワー下で激戦を始めました。混戦の末青チームのタワーが破壊されましたが、赤チームもVaridia選手が瀕死などの損害を出しています。
一方、青チームまおら・ω・選手がいい位置につけてUSキュアオールを使いながら追撃に移りますが、このキュアオールが赤チームUFOキャッチャー選手の使い魔グロウベックにより阻まれ追撃は失敗に終わりました。
ここでのぶつかり合いの結果、赤チームは致命的な損害なし、青チームはタワー1本に加えてPCキル1つという大損害を被りました。このダメージを巻き返すこと叶わず、赤側チーム17の勝利となりました。
グループ12 決勝戦 チーム47 vs チーム21
第12グループ決勝戦では、青チーム47(AsLey. お姉ちゃん ぴんきぃ ブラ・サ・ガリ 司)と赤チーム21(chipteek Xenagos ユーマン 柳義泰 素)が対戦しました。
試合終盤までお互いに折ったタワー数もキル数も拮抗し、どちらが勝っても不思議ではない展開が続きます。
そして試合時間残り25秒、折ったタワー数で青チームが2本リードという状況で、赤チームがタワーを1本獲得しキル数を鑑みれば残り時間でタワーを1本赤チームが破壊した上でキルを獲得すれば、赤チーム勝利となる状況。
しかし、同時に青チーム司選手が折れかけの赤タワーへ攻撃を敢行しています。
この司選手の攻勢を素選手が見事に遮断。赤チーム勝利条件の一つであったキルの獲得をここで達成しました。そして赤チームユーマン選手が最後の勝利条件となるタワーに王手をかけますが、首の皮一枚届かず、青チームが守りきりました。
編集後記
今回ご紹介しました大会の配信録画はJCGのYoutubeチャンネル、『JCG tube』にて順次公開しております。そちらも合わせてお楽しみください。
次回、JCG BATTLE REPORT 第14回は、11月10日(火)に公開を予定しています。