Hearthstone決勝戦レポートと週末のPremier大会を特集!『JCG BATTLE REPORT & PREVIEW』 第21回合併号
2016/01/07 18:49


2016年1回目の週刊記事は、JCG Battle Report & Preview 第21回を合併号でお送りします。
今回は昨年末に開催したJCG Hearthstone Pro League Winter CUP Finals 決勝戦のレポートと、年を跨いで今週末いよいよ決着となるJCG CS:GO Premier 2015 WinterとJCG LoL Premier 2015 Winter 各決勝戦の見どころを紹介します。
インデックス
JCG イベントスケジュール
直近のJCG 大会・イベント開催予定は以下のとおりです。
開催中のキャンペーン
JCG Open
日付 | 開始時刻 | 大会名 |
1月7日(木) | 19時 | JCG R6S Open Day2 |
1月12日(火) | 20時30分 | JCG League of Legends Open 2016 #1 |
JCG Master
日付 | 開始時刻 | 大会名 |
1月11日(月) | 18時 | JCG R6S Master presented by GeForce GTX Day2 |
JCG Premier
日付 | 開始時刻 | 大会名 |
1月10日(日) | 15時 | JCG CS:GO Premier 2015 Winter シーズンファイナル |
1月11日(月) | 19時30分 | JCG League of Legends Premier 2015 Winter 決勝トーナメント Final |
注目イベントをご紹介をします。
JCG CS:GO Premier 2015 Winter シーズンファイナル
1月10日(日)、昨年12月に開始したJCG CS:GO Premier 2015 Winter。その決勝戦を前シーズン同様に東京アニメ・声優専門学校 シアターホールにてオフライン環境で開催します。
今回決勝戦で対戦することとなったのは前シーズン王者のTRP^こと Team Rapture Play と、その王座奪還を狙う DeToNator です。予選から前シーズンよりも明らかなレベルアップを遂げた本大会、この決勝戦が前シーズンを超える白熱した戦いとなることは間違いありません。
当日の試合開始は15時30分を予定しています。現地観戦についても若干席に空きがあるため追加募集を行っております。オフライン大会特有の両チームの肉声を聞きながら観戦でき、オンライン観戦とは一味違った大会の雰囲気を味わうチャンスなので、是非この機会にご応募ください。
JCG League of Legends Premier 2015 Winter 決勝トーナメント Final
1月11日(月・祝)20時より、JCG League of Legends Premier 2015 Winter 決勝トーナメント Final を開催します。この決勝戦まで勝ち残ったのは因縁浅からぬ2チーム、Unsold Stuff Gaming と 7th heaven です。USGは新興チームですが、国内でも屈指のプロ選手が多数所属しており、Clockday選手、Enty選手といった以前 7th heavenで活躍した選手の姿もあります。
いろんな意味で要注目のこの一戦、もちろんシーズン最強を決める高度な戦いも期待して要チェックです。
JCG Hearthstone Pro League Winter CUP Finals 大会レポート
昨年12月26日、JCG Hearthstone大会 冬の第2シーズンである JCG Hearthstone Pro League Winter CUP Finals が決着となりました。今回は前シーズンで優勝を争ったaqua#1699選手とsoundew#1944選手の二人がまたしても決勝戦まで勝ち残り、再び決戦となりました。前シーズンは3-1でaqua選手が勝ち越していますが、soundew選手のリベンジなるか?
この決勝戦は事前に用意した3つのデッキそれぞれで1勝ずつ先に上げたほうが勝者となるBO5ルールで行います。両名のデッキ選択は下記の通りでした。
使用デッキ
- aqua#1699: Paladin、Warlock、Druid
- soundew#1944: Paladin, Warrior, Warlock
今大会では揺るぎないトップメタと言えるPaladinをお互い採用していますが、soundew選手はシークレット主体の構成に対してaqua選手はミッドレンジパラディンでした。
第1戦目 aqua#1699(Warlock)手前側 vs soundew#1944(Paladin)奥側
第1戦目はaqua選手がズーウォーロック、Soundew選手がシークレットパラディンをそれぞれ選択して初戦に臨みました。
Soundew選手が若干防戦に回っている形ですが、ほぼ互角の形勢で序盤が進行しました。
そして迎えた6ターン目、aqua選手は「サディアス」召喚のための片割れである「スタラグ」をプレイ
続いて7ターン目、スタラグの相方「フューゲン」をドローするという幸運に恵まれ、これを召喚します。
対するSoundew選手は6ターン目のスタラグを難なく除去し、7ターン目に出てきたフューゲンに対して「謎めいた挑戦者」を展開して最大戦力で待ち構えます。
そして8ターン目、aqua選手はフューゲンで、伏せられたシークレットを破壊した後、「捻じれし冥界」でフューゲン諸共展開されたシークレットの殆どと敵ミニオンすべてを除去して11/11の「サディアス」を召喚。
更に、翌ターンにはサディアス討伐のためにsoundew選手が繰り出した強力なミニオン「ティリオン・フォードリング」を「精神支配技士」を使ってすぐさま奪い取りました。
この悪夢のようなコンボにより、soundew選手なすすべなし。一戦目はaqua選手が勝利となりました。
第2戦目 aqua#1699(Druid)手前側 vs soundew#1944(Warrior)奥側
第2戦目はaqua選手がミッドレンジドルイド、soundew選手がパトロンウォリアーを選択しました。aqua選手の選択肢がドルイドもしくはパラディンなので、Soundew選手にしてみればドルイドがミッドレンジでない限りパトロンウォリアーでほぼ有利が取れるという展開ですが、思惑は外れ前季と同様のあからさまなミッドレンジドルイドが待ち構えていました。
初手に「野生の繁茂」をドローしたこともあり、序盤からaqua選手がリードしていく展開で進みます。
野生の繁茂の恩恵で通常より1ターン早く出てきた「ソーリサン皇帝」の処理にsoundew選手はハンドを切らざるを得ず、7ターン目にパトロンを展開するも不完全な形となってしまいました。
返すターンでaqua選手は温存していた「自然の援軍」「獰猛な咆哮」を使って現れたパトロンを 綺麗に一掃しました。
こうなると手札の差が如何ともしがたく、aqua選手の2勝目となりました。
第3戦目 aqua#1699(Paladin)手前側 vs soundew#1944(Paladin)奥側
3試合目、優勝に王手をかけたaqua選手は最後のデッキ ミッドレンジパラディンを持ち出します。soundew選手としては後がない場面、ここから勝利するにはaqua選手のミッドレンジパラディンを持てる3デッキ全てで負かす必要があります。ウォーロック、パトロンウォリアーならほぼ互角以上と言えるマッチアップですが、シークレットパラディンの場合かなり分が悪い勝負となります。soundew選手は敢えて一番難しいマッチアップを最初に選んで第3戦に臨みました。
ほぼ予想を裏切らない展開でaqua選手が一切隙を見せず終始盤面のリードを保ち、ストレートに3勝を上げて2シーズン連続で優勝となりました。
編集後記
以上、JCG Battle Report & Preview:第21回合併号でした。
掲載するニュースの数を増やしたいと思っていますので、「これは面白い!」というニュースネタのご提供もお待ちしています!