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JCG Shadowverse Open Vol.2 優勝者『いけひろ』デッキ公開&インタビュー

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2016/08/16 16:12

JCG Shadowverse Open vol.2 デッキ公開&優勝者インタビュー

8月7日のJCG Shadowverse Open Vol.2は前日に続き、1300人以上の方々に参加登録していただきました。

そして、今大会では「エルフ」と「ロイヤル」を使ったいけひろさんが優勝しました。おめでとうございます!

ロイヤルは多くの方が使っているデッキですが、他の方とデッキ構成が若干違い、工夫が見られました。

※大会の結果はこちらからご確認頂けます。

デッキ1 冥府エルフ

1つ目は、現環境で強力な冥府エルフ。いけひろさんの場合、よりバランスを意識したものになっている印象を受けました。

harさんとの相違点として、《根源への回帰》《フェアリービースト》の枚数が1枚ずつ少なく、《メタルエルフメイジ》《エルフプリンセスメイジ》が1枚ずつ多いことが挙げられます。さらに、《妖精のいたずら》を採用していました。

《根源への回帰》《フェアリービースト》は、エルフにとっては高コストなカードです。コンボにも繋げにくいなど、序盤で引きたくないカードですが、これらの枚数を減らし、《メタルエルフメイジ》《エルフプリンセスメイジ》を増やすことで、よりデッキを回しやすい構築になっています。

  

 

《妖精のいたずら》《根源への回帰》よりも小回りが利きやすいのが特徴です。特にドラゴンやビショップなど高コストのフォロワーを単体で出してくる相手に威力発揮します。おそらく、ランキング上位で流行っているドラゴンデッキを意識したチョイスだと推察できます。

 

前回優勝のharさんと同じ冥府エルフとはいえ、この組み方では大きく異なる戦い方になりそうです。 

 

デッキ2 ミッドレンジロイヤル

デッキ内容は、序盤から中盤にかけて圧倒的強さを持つミッドレンジロイヤル。今大会でもリーダー使用率1位を誇り、《海底都市王・乙姫》《セージコマンダー》を使ったコンボが有名なデッキです。

バトル序盤は、《オースレスナイト》《クイックブレーダー》など低コストのフォロワーを場に出し、《フェンサー》に繋げる動きがとても強力です。先攻だとこの流れでカードを出しやすいのも、先攻ロイヤルが強いといわれる理由です。さらに、《不屈の兵士》と指揮官を合わせたコンボも強力です。

 

バトル中盤から終盤にかけては、《フローラルフェンサー》《海底都市王・乙姫》などの圧倒的な展開力を誇るカードから、《セージコマンダー》に繋げるのが基本になります。しかし、全体除去の能力を持つカードに弱いため、それらのカードを警戒しながらプレイする必要があります。ただ、《ロイヤルセイバー・オーレリア》《アルビダの号令》など、単体で強いフォロワーもいるので、コンボが発動できなかったとしても十分戦えるデッキと言えます。

 

 

いけひろさんのデッキでは、最近注目されてきている《フロントガードジェネラル》が3枚も入っています。5/6で守護を持ち、ラストワードで2/3で同じく守護を持つフォートレスガードを1体出せる、高性能なカードです。バトル終盤に失速しがちなロイヤルですが、このカードを多く採用することで、終盤にかけての流れを維持しやすく、デッキの安定感を増しています。

 

また、コスト1に《クイックブレーダー》のみを採用しているので、《わがままプリンセス》の効果では、必ず《クイックブレーダー》が出せるようにしてあります。同じコスト1の《ヴァンガード》と違い、疾走持ちという点で後半でも活躍が期待できますし、有利なトレードもしやすくなるのが強力です。さらに、コスト2のフォロワーを多く採用していることから、序盤は必ず盤面を取りに行くことを意識していると考えられます。

 

そして、ミッドレンジロイヤルでよく見る《風神》を採用せず、《アルビダの号令》《フロントガードジェネラル》といった、単体のフォロワーを増やすことで、コンボへの依存度を少なくし、安定したプレイングを可能にしていると考えられます。

 

いけひろさんへのインタビュー

エルフとロイヤルを選んだ理由

冥府エルフに関しては採用しない理由がないほど現環境において強かったからです。すべてのリーダーに対して明確な勝ち筋があり、後行でもなんとかなってしまう強さは大会でも圧倒的でした。

ロイヤルに関しては二つあります。一つ目は安定感です。ドラゴンやウィッチはデッキが回ると手が付けられないですが、その分事故を起こしてしまったときは何もできず負けてしまいます

ロイヤルは特に序盤~中盤の事故が起きにくく、大会のような短期決戦においては常に安定してプレイできることが重要だと考えたからです。

二つ目は先攻であれば冥府エルフに対しても非常に強く戦えるからです。

 

○2ターン目に《収穫祭》を出す余裕を与えない。

○6ターン目乙姫に対し《根源への回帰》《収穫祭》を絡めた追加ドローを許さない

○進化権や《根源への回帰》切れたターン以降の《海底都市王・乙姫》《フロントガードジェネラル》、《ロイヤルセイバー・オーレリア》を除去しにくい。

 

など、相手の追加ドローを防ぎながら有利な盤面を形成できると考えています。(もちろん運命が廻って負けるときは負けますが…

とにかく相手の手札のフェアリーをうまく除去のために場に出させれば勝ちなので、展開力に優れるロイヤルは冥府エルフに対しても強く戦えます。ロイヤルで先行をとって勝ち、冥府エルフを使って2戦中1勝すればいいと考えると本当に気が楽でした。

 

リーダーごとのキーカードについて

エルフ

《収穫祭》:これを出せるかが勝敗に直結します。

《新たなる運命》:毎試合《新たなる運命》から、また《新たなる運命》を引ける力が試されます。

《根源への回帰》:切り札です。特に《収穫祭》を置いた状態から《根源への回帰》1コスト+1コストを使用して《収穫祭》の効果で追加ドローをする動きが凶悪です。

ロイヤル

《海底都市王・乙姫》:これを出せるかが勝敗に直結します。

《セージコマンダー》:毎試合《海底都市王・乙姫》から《セージコマンダー》に繋げられる力が試されます。

《フロントガードジェネラル》:切り札です。有利状況をさらに有利にし、不利状況を一転させる力があります。

特にロイヤル同士の対戦において《フロントガードジェネラル》は有効です。《ツバキ》で返されない限りかなりの不利トレードを強いることができます。
また《ツバキ》は強いのですが活躍する場面が限られるため、短期決戦の場合は常に活躍が見込める《フロントガードジェネラル》《アルビダの号令》のほうが安定すると考えます。

大会で印象に残った試合

ネクロマンサー戦なのですが、先攻で《クイックブレーダー》、2ターン目で《メイドリーダー》、3ターン目で《わがままプリンセス》と展開して相手のフォロワーを無視してライフポイントを削った後、《腐の嵐》で一掃されてしまったことです。

とても恥ずかしいプレイミスをしてしまいました(もちろん負けました)。

今大会に向けた調整方法

冥府エルフの練習のためにランクマッチを行っていました。

特にランキング上位に名を連ねる冥府エルフ使いの方々とのミラー戦は本当に勉強になりました。

また自分は《リノセウス》を使った勝ちパターンをうまく使いこなせていなかったので、気分転換を兼ねて上位ランカーの方々の配信を観て勉強していました。

優勝した一番の勝因

ロイヤル戦でミラーの後攻が2回あったのですが、2回とも勝ちを拾えたことです。

相手が《海底都市王・乙姫》を出す前のターンで弱い動きに対してうまくつけ込むことができました。

その後の《フロントガードジェネラル》に対して《ツバキ》で返されなかったのも幸運でした。 

今後の目標

大型アップデートによる環境の変化やMasterランクでの競い合いに、何とかついていくことが目標です。今回の大会ではAA3の底力をみせることができてよかったと思っています。

ネット上ではBPランキングは暇人ランキングだと言っている方がいるようですが、自分はそうは思いません。やはりランキングに載るくらいBPの高い方々はプレイがうまいですし、自分もランキング上位には程遠いですがある程度はBPを貯めてきて、その経験が今回の大会に少なからず生きたと思っています。

ですから今後も積極的にMasterランクなどの競争の中に混じってゲームを楽しんでいくつもりです。 

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